最近ネパール語を学習中の方から、きれいな発音のコツを聞かれることがあります。先に言っておきますが僕はネパール語がペラペラというわけではなく、学び始めて1~2ヶ月の人とか、これから勉強しようかという人から質問されただけです。

なんせ最近やっと、スムーズにドーナツを買えるようになったくらいですからね。日本語とネパール語だと微妙に発音が違っていまして、引っ越してすぐは「ドーナツ」ちょうだいって言っても全然通じなかったんですよ。それにじつは、僕のネパール語の発音がうまくなったというよりは、お店の人が「こいつ最近よくドーナツ買いにくるな」と認識してくれるようになったので、スムーズに買えるようになっただけのような気もします(笑)。

そんなネパール語初心者の僕ですが、先輩方から教えてもらったコツはシェアできるので書いておきますね。要するにデバナガリで書いた場合どの字かというのを覚えていく必要があるわけですが、日本人にとって難しいポイントをいつも意識しておくと、ぐっとネイティブに近い発音になれます。たぶん。

今日はコツその1です。

●ネパール語には「母音がない字」や「半音」がある 

日本語には「子音だけの文字」というのがないため、ネパール語をカタカナにして読むと、すべて母音がある音になってしまいます。たとえばデバナガリ文字で『क』と『का』は、カタカナで表記するとどちらも「カ」です。でも実際は違う音。

  • क…「k」日本語のオの口で「カ」と言う。
  • का…「ka」日本語のアの口で「カ」と言う。

日本人にとっては「母音がない音」や「半音」がぴんとこないもののようですが、ネパール語にはそういう違いがあることを頭に入れて、聴いたり発音したりすると、だんだん違いが分かってきます。

ちなみにネパール語の挨拶「ナマステ」はデバナガリにすると『 नमस्ते 』と書きますが、ナとマの音には母音がありませんし、スは半音です。テの音だけ母音がありますので、日本語のテと同じと考えていいと思います。

母音がないというのは例えばナマステのナだったら、「ナ-(マイナス)ア」ということ。日本語のナの音からアを取ってしまうイメージ、と言われると僕は分かりやすかったんですが、どうでしょ。アルファベット表記すると、「naではなくn」というイメージで発音してみてください。

ネパール語学習の最初の時期はゆっくりはっきり発音しようと努力しますよね。もちろんそれはいいことなんですが、そういう話し方になるとどうしても母音は必要ないのに母音をつけてしまうような発音になりがちです。でもデバナガリのつづりを少しずつ覚えて、単語ごとの母音のあるなしを意識していけば、もっと通じるネパール語になっていくと思います。と、信じてがんばっています。

 

ネパール語学習の最初の教材として何を買えばいいのかも聞かれることがありますが、僕のお勧めはこれです。基本的な会話や単語のスペルと日本語表記が掲載されていますし、全然ネパール語がしゃべれなくてもコミュニケーションがとれるようになる、便利アイテムです。

また近いうちに、コツその2以降もまとめていきますね。ま、主に自分のための備忘録的な感じですが、初心者の方は参考にしていただけたら嬉しいです。そうそう、あんまり細かいことを考え過ぎずどんどんしゃべっていくことも大事なので、ここに書いてることを真に受け過ぎないようにもしてくださいね~。