日本で生活していると、大きな財布を持っている人を見かけることがありました。特に女性は、ブランドものの大きめの財布を使っていることが多いような気がします。

でも日本で使い勝手が良かった財布は、そのままネパールでも使いやすいとは限りません。なぜならネパールではほとんど紙幣だけを使い、硬貨を使う場面は少ないからです。必然的に財布も数種類の紙幣を出し入れしやすいものにしておくと便利ですので、ネパール入りする前に買い換えてきました。と言っても百均のものですけどね!(ブランドものの財布は安全上の理由でも避けるほうがいいです)

最近、そこそこきれいな紙幣が揃ったので写真に撮ってみました。お金のデザインを見ると、その国の文化を感じることができておもしろいですね。ネパールの紙幣はすべて、エベレスト+動物がプリントされています。何だか分かりますか?

まずは5ルピー紙幣から。

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このモジャモジャした毛の動物は、ヤクですね。チベット料理に使われるらしいですが、まだ食べたことがないなぁ。ヤクの毛でできたマフラーなんかもネパールで売っていますね。

次は10ルピー札。

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10ルピーは鹿か~と思いきや、ブラックバックという動物だそうです。野生のは見たことがありません。角がねじれながら生えているのが特徴ですね。オスのこの角は5回ねじれて70センチにもなるそうです。かっこいい~。

では続いて20ルピー。

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20ルピーが鹿ですね。野生のシカは、山でたまーに見ることがあります。チトワン国立公園でも見たなぁ。鹿肉の料理はネパールで見たことがないんですが、どこかにあるんでしょうか。

50ルピーはこちら。

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50ルピー紙幣は、ヒマラヤタールという動物です。寒いところにいそうな姿していますね。イメージ通りけっこうな高さの山で生活していて、野生の羊か山羊かと思いきや、ウシ科の動物だそうです。日本の動物園にもいたりしますね。

次は100ルピー札です。

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100ルピーはインドサイです。サイもチトワンで観ましたが、おしりがゴツゴツして鎧を着ているみたいだったのが印象的でした。こうしてみると、お金の価値が上がるたびにだんだん強い動物になっている気がします。

というわけで500ルピーはこちら。

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500ルピーはトラです。ベンガルトラはネパールではまだ見たことがないので、見てみたいですね。国立公園エリアにも野生のトラがいるそうですが、絶滅危惧種なので数は少ないそう。

そしていよいよ最後は1000ルピー札!

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トラよりも強いと言えば、やっぱりゾウさんですね。ネパールにいるのはインドゾウで、去年チトワンでエレファントライドしたことを思い出します。また行きたいなぁ。お金のサイズもこのゾウさんが一番大きく、日本の1万円札よりも横幅が大きいので、財布選びの際にはご注意を。

こちらの動物入り紙幣は2008年に発行されたもので、それ以前は国王の肖像がプリントされた紙幣が使われていました。しばらく古い紙幣と新しい紙幣両方使用可能だったんですが、2011年1月末に突然、『2011年3月14日から古い紙幣は使用禁止になる』と発表がありました。

それでネパール中の人たちが銀行に押し寄せて交換してもらっていたんですが、結局3月17日には再び、『やっぱり古いのも使ってOK!』という発表が。見切り発車してやっぱりダメだったから変更という、ネパールのいつものパターンです。

あ、そうそう一応硬貨もご紹介しておきますね。

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上の小さいのが1ルピー硬貨、下が2ルピー硬貨です。写真だとちょっと分かりにくいですが、2ルピーの動物は牛、1ルピーにはネパールの国の形が描かれています。

コインを使う機会は比較的少なかったんですが、最近牛乳が値上がりし、うちの近所のお店で一パック32ルピーになったのでコインも使うようになりました。あと飴ちゃん一個1ルピーで買えたりもします。

ふだん何げなく使っているお金ですが、よく見てみると面白いです。少しだけネパール語や文化の勉強にもなりますから、一度じっくり見てみてください。