先月、ネパール移住生活の一ヶ月の家計簿を公開しましたが、そこでは水代が1,100ルピーとなっています。これは基本的には飲み水以外の生活用水です。月によって変動がありますが、僕の場合は大体一月1,000~2,000ルピーくらいです。

ネパールでは地域によっては水道システムができていて、日本と同じように水を使える場合もあります。しかしほとんどの場合(カトマンズも含めて)水は買ってくるもの。それを家に貯めておいて使います。僕も家もそうですが、最近の住宅なら大体水専用の地下タンクがあるんです。

水屋さんに電話すると水を運ぶ大きなタンクローリーで運んできてくれて、それを地下タンクに貯めておきます。そしてその後地下タンクからは、水を引き上げる機械を使って汲み上げ、屋上のタンクに貯めます。

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これはうちの屋上から撮った写真です。ほとんどの家の屋上にはこういう黒いタンクが設置されています。

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もう少し拡大した写真がこれ。この黒いタンクは、ひとつあたり1,000リットル入ります。そして重力を利用して各部屋に水を供給していくわけです。

こうやって買って使う水は一応飲める水だと言う人もいますが、地下タンクや屋上タンク、水道管の状態は分からないもの。飲むのであれば必ず沸かしてから、そしてできれば飲まないほうが無難だと思います。

ネパールの中でも地域によっては地下タンクや水道管が設置されていない家が多く、水は川や井戸から汲んできて使わなければいけないこともあります。ただカトマンズなど都市部ではほとんど、ここに書いたような水道システムになっています。

ちなみにうちは、水を車で運んでもらって地下タンクをいっぱいにすると、一回につき4,000ルピーかかります。そしてそれを世帯割りで負担して支払います。うちは4階建ての家に4家族住んでいるので、一家族あたり1,000ルピー負担するというわけです。

ネパールにきてちょっと不可解だなーと思ったのは、水代をフロア数で割って支払うというルール。うちの家の場合、1階・2階・4階にはそれぞれ3~5人家族が住んでいます。そして僕は一人暮らし。でも4分の一を負担することになってるんですよね。うちの場合は4で割ると計算しやすいししょうがないかなとも思いますが、どうやら計算しやすいからこういうルールになっているわけではなく、ネパール人的に公平な計算方法だからということだそうです。

ネパールでは水道や電気のメーターが部屋ごとについていないことが多いです。その場合はフロア数で割って負担することになりますので、一人暮らしの人はご注意を。家を決める時の交渉次第で負担額が減ることもありますが、日本人とネパール人の公正の感覚はちょっと違うようですので注意する必要がありますね。

このように屋上タンクからなくなったら地下から水を汲み上げる、地下タンクにもなくなったら水屋に運んでもらう、という仕組みのため、タイミングによっては水道の水が止まります。よく気がつく大家さんなら、水がなくなったことに気付いたらすぐ機械のスイッチをオンにして汲み上げてくれますが、気付くの遅かったり出かけていたりしたら、しばらく水道は使えません。

運が悪いとシャワー中に水がなくなって止まってしまうこともありますので、冬は注意が必要です。と言っても屋上タンクの残量は分からないので、注意しようもないんですけどね! なので僕はシャワー入る時は手元にスマホを置いておき、水がなくなったら大家さんに電話するようにしています。それでも5分くらいは待つことになるので、冬のシャワーには覚悟が必要です。笑