今日ちょっと「真の愛」とは何かについて考える機会があったんですが(いや、真面目な話ですよ?笑)、最近お会いしたネパール人のおばあちゃんの話も思い出しまして、「結婚」とか「幸福」とは何かについても考えさせられました。

ネパール人は全体的に、日本人より結婚するタイミングが早いと思われます。20代前半くらいで結婚する人が多く、20代後半になっても独身だと「いつ結婚するんだ?」と良く聞かれます。特に僕が今住んでいる村では古い考えの人が多く、独身のネパリの友だちはしょっちゅうそういうことを聞かれているので、少し大変そうです。

聞くほうは何気なしにだったり、親切心からだったりするかもしれないんですけどね。何度も何度も「いつ結婚するの?」とか聞かれると、地味にストレスじゃないかなーと思います。彼氏彼女がいるならまだいいと思うんですけど、「恋人もいないの?なんで?」とか、ほんとデリカシーのない言い方ですよねぇ。

でもそう言ってくる年長の人は、誰と結婚するかより『結婚はするもの!』という意識のほうが強く、価値観が違うんですよね。今の若い人は『自分に合った最良のパートナーを探したい、時間がかかってもいいし、妥協して結婚するくらいなら独身のままでいい』という考え方じゃないでしょうか。違う価値観を持った人の考えを理解するのは、なかなか大変なものなんだと思います。

先日少し離れた村で結婚式がありまして、近所に住むおばあちゃんの話をお伺いする機会がありました。何とそのおばあちゃん、9歳の時に今の家にお嫁にきたそうで。19歳じゃなくて9歳ですよ!さらに話を聞くと、一昔前までは、女性の結婚適齢期は7~10歳くらいだったとも言ってました。実際、そのくらいの年齢で結婚し、12~14歳くらいで子どもを産んでいる人がネパールにはたくさんいるみたいです。

そんなおばあちゃんが言うんですよ。昔は本当に食べるのも大変できつかった、朝から晩まで働きっぱなしでも食べて行くのがやっとだった、今は子どもや孫に囲まれて過ごせてほんと幸せだ、って。なーんにもないネパールの田舎ですよ?ちょっとのんびりできるようになったとはいえ、世の中の楽しいことをほとんど知らないままですよ?

でもおばあちゃんは、後は子どもや孫が幸せになってくれたらそれでいいと。自分の望むことはほとんど何も行なえない、欲しいものはほとんど何も手に入らない人生だったんじゃないかと思うんですが。そんなふうに慎ましく幸せを感じ、満足している様子を見て、改めて考えさせられました。幸せっていうのは、持ってるものとか環境じゃなくて、考え方なんだなーとか。

日本と比べて貧しい国であるネパールの人たちが一生懸命生きているのを見ていると、幸せになってほしいなと思いますが、おこがましいことなのかもしれませんね。もちろん何かと助けになれることはやりますけど、大方の日本人より、ネパール人のほうがよっぽど幸せな人生を送っているのかもしれません。

9歳で農家に嫁いだおばあちゃんもそうですが、ネパールの女性たちはとても勤勉です。親切で寛大で、自分のことを後回しにして家族のために一生懸命働く女性たちはほんとすごいと思います。ネパール人には、僕も見倣わないといけないところがたくさんあります(あ、一応言っておきますけど、僕はネパール人女性と結婚しようとしているとかではありません。笑)

ちなみにさすがに今は法律で18歳からでないと結婚はできないようになっています。ネパールでは人身売買を防ぐ目的から、20歳以上歳の離れた人とも結婚できません(田舎だとまだまだ法律より古い慣習が優先される所も残ってるようですけど)。

9歳で親の決めた相手と結婚しても、そんな相手にも真の愛を示していけるものなのかなーとかも考えてみたんですが・・・中々深いテーマなので、今日はこのへんで。何かうまくまとまらない内容になっちゃいましたが、僕も自分とは違う価値観から学び、広い視野を持てるようになれたらいいなーと思いました。あと、独身の人は焦って結婚しなくていいので、じっくりジーブンコサティ(ネパール語で人生の友=配偶者のこと)を見つけてね!