ネパールにあって日本にない風景はいろいろありますが、とりわけ心を打たれるのは働いている子どもたち。街のいたる所で見かけます。レストランやお店、バスの手伝い、畑仕事や牛の世話など、様々です。

家がお店を経営しているなどの場合はそれを手伝っているということもあるでしょうけど、多くの場合は働かざるを得ないからのようです。少し前にも、カランキという長距離バスがたくさん集まる大きなバス停があるんですが、その近くの陸橋で踊り子?をしている子を見かけました。

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たまこうやって小遣い稼ぎしているのか、これしか仕事がないのかは分からないんですが、こういう子どもの姿を見ると、踊りが上手いなというよりは、健気だなって思います。

ネパールの子どもたちが働かざるを得ない理由幾つかあるようです。ひとつは経済的な問題、つまりお金がないこと。そしてそうした家庭の親は往々にして、教育の価値を理解していないからだと思われます。お金を払って学校に行かせるより、月に数百ルピーでも稼いでくれるほうが嬉しいというわけです。

そしてネパールの教育制度にも一因がありそうです。ネパールの学校では、小学校1年生から毎年進級試験があり、それをクリアしないと進級できないのです。小学1年や2年で留年する子もけっこういるとか。そのため卒業時の年齢は成績によってまちまちです。

問題なのは、成績の良くない子たちをフォローする体制が整っていないこと。何度か留年を繰り返すと本人も親も、これ以上学校に行っても無駄だと考えて、早くから学校を辞めて働くようになってしまうそうです。一度落ちこぼれるとなかなか抜け出せないというのは、可愛そうですよね。。。

ネパールにはいろんな助けが必要だと思いますが、個人的には教育ボランティアが一番良い気がします。裕福な家庭の子に日本語を教えるとかじゃなくて、すべての子が読み書きができるように助けるとか、親世代の人たちに対して教育の価値を教えるとか、そういう活動ができたらなぁと、ぼんやり考えました。