外国に滞在するためには、基本的にその国のビザを取得することが必要です。ネパールに行く時はほとんどの人がまず観光ビザを申請することになると思います。日本滞在中に、日本のネパール大使館にパスポートを郵送するという手もありますが、ネパール到着時(トリブバン空港で)ビザを申請するほうが簡単で安いです。

ビザ取得方法については以前にも記事を書いたんですが、オンライン申請の仕方が分かりにくいという声をけっこう聞くので、改めてやり方を書いてみようと思います。

ネパール入国時の観光ビザ取得の具体的な手順と、日本で準備しておくもの(2016年1月情報)

流れとしては、ネパール入国予定日の2週間前を切ったらオンライン申請し、手続き完了画面を印刷し、その印刷した紙を持って空港のイミグレに提出することになります。このオンライン申請は事前に行なってもいいですし、空港に到着してから専用端末で行なうこともできます。

ネパールに到着してから多少時間かかってもいいという人は、空港に着いてから空港職員に教えてもらいながら行なってもOKです。その日の到着人数にもよりますが、事前にオンライン申請するかしないかで、1~3時間くらい時間が変わるんじゃないかと思います。

ではでは、そのオンライン申請の画面を見ながら、何をどう入力したらいいのか一つずつご説明しますね。こういう所にも、ネパールらしく詰めが甘いというか適当な部分がちりばめられています。

ネパール観光ビザのオンライン申請画面

↑こちら参考画像をクリックすると拡大されます。

まず顔写真です。じつはこのオンライン申請では、入力必須項目は*印で示されているんですが、顔写真には*印がありません。でもじつは必須項目なので、何かしら画像をアップする必要があります。実際に印刷して提出する紙は白黒印刷でもOKなので、あまり鮮明に写っている写真じゃなくても大丈夫です。

SurnameMiddlenameFirstnameの3つは申請者当人の名前です。日本人にはミドルネームはないと思うので苗字と名前だけでいいんですが、さすがネパールなのは、苗字は必須項目ではないというところです。名前(ファーストネーム)だけでOK!このゆるさは見倣いたいものです。

Nationalityは国籍なのでJapaneseもしくはJAPANなどと入力しましょう。

Date of Birthは誕生日です。カーソルを合わせるとカレンダーが表示されますので、そこから日付を選びます。この後出てくるビザ申請の日程など、日付が関係する部分ではこのようにカレンダーから選ぶ仕組みになっています。

Passport Numberはそのままパスポート番号、Passport Validityはパスポートの有効期限です。いくらネパールでもここを間違えるとビザをもらえないと思うので、注意しましょう。

Permanent Address (Home Country)は日本の住所を書くわけですが必須項目ではないので、何も入力しないで大丈夫です。入力したい場合は、番地名と番地番号、そして郵便番号をハイフンなしで入力することもできます。

手ごわいのがこれ!Address in Nepalです。ネパールでの滞在ホテルもしくは友人宅などの住所が正確に分かれば、そのまま入力しましょう。でもネパールの場合、住んでいる当人たちやホテルのスタッフも、そこまで正確な住所を知らないことが多いです。Ward番号とかHouse番号というものがじつはあるらしいですが。なので、そういう時はどうしても適当に入力するしかありません。でも、ぶっちゃけ適当で大丈夫です。

ネパールの住所は次のように表記されます。

  • House No.(家番号)
  • Street Name(通り名)
  • Ward No.(区番号)
  • VDC/Municipality(市町村)
  • District(郡)

たとえばカトマンズ市タメル地区のホテルに滞在するなら、DistrictはBagmati、VDC/MunicipalityはKathmandu、Street NameはTamelと入力します。HouseNo.は必須項目ではないので入力なしでいいんですが、Word No.は入力しないといけません。これは数字2桁までなので、適当な数字を入れておきましょう。

カトマンズ以外の地域の郡名が分からない場合など、住所はウィキペディアでも調べることができます。ちなみにカトマンズはバグマティ郡ですから前述のようにDistrictはBagmatiとなり、ポカラはKaski郡Pokhara市となります。

参考リンク:ウィキペディアList of districts of Nepal

最近ネパールでは郵便を自宅まで届けてくれることもあったり、住所情報が活用されるようになりつつあります。でもホテルのWebサイトを見てもWord番号やHouse番号まで書いてるようなところはまず見かけません。なのでこれが一番手ごわいんですが、まあ適当でOKなんだと思います。

Occupationは職業です。必須項目ではないので空欄でOKです。観光ビザなら関係ない項目じゃないでしょうか。

Contact Telephone No. は連絡の取れる電話番号なので、日本の番号を入れてもいいですが、かかってくることはまずないでしょう。Cell Phone No.と同じでもOKです。必須項目なので何かは入れないといけないですから、ネパールのでも日本のでも、電話番号を入力します。ハイフンなしです。 Email Addressも必須なので入力しましょう。

Visa requestedのあとカレンダーで2つの日付を選びますが、これはビザ申請したい期間です。いつからいつまでのビザがほしいのか、カレンダーから選びましょう。

First visit to Nepal は、初めてネパールを訪問した日をカレンダーから選びます。Validity of Visaは現在のネパールのビザ期限です。これもカレンダーから選びます。

もしかしたら、First visit to NepalとValidity of Nepalの2項目は、ビザ延長申請をする人が入力するものなのかもしれません。初めてネパールを訪れる人は予定を書くのかもしれませんが、どちらにしても必須項目ではないので、入力しなくてもOKです。

その下、新規取得のビザなのか、今現在ネパール滞在中で延長申請したいのかを選ぶようになっていますが、日本から申請する場合はNew Visaにチェック入れておきましょう。

Address in Nepalがなぜかもう一度登場し、ネパールの住所を入力する項目再び出てきます。必須項目ではないので入力しなくていいですが、ホテル滞在ならホテル名くらい入れておくといいかもしれません。

下のほうの選択項目は、ネパールのどこから入国するのかです。カトマンズのトリブバン国際空港から入国してビザ申請する場合は、immigration Officeを選びましょう(immiration Departmentは、入国後に行く移民局です)。入国地域はTIAを選びます。トリブバン国際空港という意味です。他の都市で申請する場合は、それぞれの都市名を選びます。

これでSubmitを選んで確認し申請すれば、申請完了した画面が出てきます。

これをプリントアウトし、サインして持参しましょう。空港のイミグレカウンターで提出したら、このバーコード部分をピピっと読み込んで手続きしてくれます。

このような手続きはしょっちゅうするものじゃないと思いますから、オンライン申請も面倒に感じるかもしれません。でも事前にやっておけば空港についてからささっと先に列に並べるので時短になります。なので、僕はいつもネパール入国前にオンライン申請しています。

ちなみに学生ビザやビジネスビザなど他のビザを取得する際にも、同じようにオンライン申請してからいくと便利です。最初にも書きましたが、こうして申請したデータは2週間経つとネパールのコンピュータから自動的に消えてます。入国の14日以上前にはオンライン申請しないようにしましょう。

ビザの手続きは面倒なものですが、これが終われば楽しいネパール旅行、もしくはスローライフが待っています。がんばってください!