アメリカでまさかのトランプ大統領が誕生するというニュースが世界を駆け巡っている中、僕が住むネパールの田舎町でそれ以上に話題になっているのが、比較的近所にリニューアルオープンした牛乳屋さんです。笑

時期的には少し前の話なんですけどね、僕たちの町にも牛乳屋さんができた!これでいつでも牛乳を買うことができる!と、近所に住む日本人の友だちと大喜びしています。これはもう今年のトップニュース確定かもしれません。

この牛乳屋さん、元々は僕の家から歩いて30分ちょいくらいのところにあったんです。しかも少し離れた集落。他のお店とかもないので、あまり訪ねる用事がない場所。以前はここから町の各地にあるチヤパサルなどに、バイクで牛乳配達されていたんですが、少し前に僕の家から歩いて10分くらいのところに引っ越してきたんですね。しかもこの町のメインロード沿い。

つまり以前は牛乳が欲しかったら往復1時間以上かけて、歩いて買いにいかないと行けなかったんです。もしくはたまたま配達中の牛乳屋さんを見かけたら声をかけて買うか。あと毎日家に配達してもらうという方法もあったんですが、何時にくるか分からない牛乳屋さんを待つためにずっと家にいないといけないという面倒なシステムでした。

でも比較的近くて便利な場所に牛乳屋さんができたおかげで、これからは搾りたてのめちゃウマ牛乳が以前より簡単に買える! カトマンズなど都市部にあるようなパックの牛乳がない田舎町では、こうやって農家から直で集めた牛乳を販売してくれるお店は、とても貴重なのです。自宅に牛がいればまた違うんですけどね。

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ネパールの田舎の牛乳屋さんはどんな感じかと言いますと、こういう巨大タンクに貯蔵しているそうです。と言いたいところですが、まだこれを使うほどの量はないので、このタンクは使ってないそう。

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牛乳は半リットルとか1リットルとか、好きな量を量り売りしてくれます。1リットル60ルピーです。基本的に毎朝新しい牛乳が届くらしいので、新鮮でおいしいミルクを買うことができます。

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日本のスーパーにあるような牛乳と違って加工していない本当の搾りたてなので、かなり油分が多い印象を受けます。白い壁を背景に撮ってみましたが、ほんのり黄色いのが分かるでしょうか? それだけ濃厚ってことですね!

ちなみにカトマンズで売っているパックの牛乳は水が混ざっていたり、ちょっと薬臭かったりすることもありますが、この田舎町のは自然な旨みを感じる美味しい牛乳です。これと比べると、カトマンズのなんて飲めなくなっちゃうくらいですよホントに!

でも自然な分しっかり熱処理をされていなかったり管理がちょっとあいまいなところがあるので、たまに買ってきた牛乳を沸かしたら、なぜか固形化していくということもあります(笑)。腐ってるというわけじゃないと思うんですが、沸騰させただけでカッテージチーズ?みたいになっちゃって。それを飲んでも大丈夫な時もあれば、翌日腹痛で目が覚めることもありますので、注意が必要です。

そしてこの牛乳屋さんでは、ヨーグルトやパニールチーズも買うことができます。ヨーグルトは半液状という感じので1リットル100ルピー、パニールチーズは1パウンド(200グラム)が120ルピーです。ほぼいつでもこれら乳製品が手に入るというのも、この町に住む日本人が衝撃を受ける大ニュースでした。ああ、こんなに便利になっちゃって!

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牛乳屋さんの手作りパニールチーズは、こんなふうに量り売りしてくれます。

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ちなみに今晩は、このパニールチーズを使ったトマトソースパスタとパニールカツをいただいてきましたが、めっちゃ美味しかったです!お店によって硬さが違うパニールチーズですが、ここのは比較的柔らかでほどよい食感でした。そしてあっさりめの味で、パスタもカツもばくばく食べれちゃう感じ!

じつは去年この町唯一のショッピングモール的な場所に、唯一のカフェができたんですが、それは流行らなかったのかすぐに閉店しちゃったんですよね。人口はちょっとずつ増えているであろう町なんですが、中々便利なお店やレストランが増えなかったんですが。この度の牛乳屋さんは繁盛しているみたいで、この小さな町の需要にも合っているようで良かったです。

ネパールのお隣りインドでは突然高額紙幣が刷新されるというニュースがあったり、過激発言でお騒がせなトランプ氏がアメリカ大統領になったり、世界は何かと混乱の兆しがありますね。心配なことの多い世の中ですが、この新しい牛乳屋さんのおかげで、僕とこの町はそんなことお構いなしに、平和に幸せに暮らしていけそうです。ダンニェバード!笑