急に必要というわけじゃなかったので、バイク&車の運転免許証を作る手続きをした後、取りに行くのをすっかり忘れていました。まあ、1ヶ月後にできるのか2ヶ月後にできるのか、確かじゃなったですし。行ってみたらまだできてなかった!というがっかりを味わわないために、ちょっと日をあけて行こうと思ってましたしね。

申請から2ヶ月くらい経って、やっとヤタヤタ(ネパール語で交通局)に行ってみたんですが、またまたネパールのお役所ならではの不親切っぷりにイライラしながらも、無事に免許証を取得することができました!

でもじつは交付を待つ2ヶ月ほどの間にも、申請手続きの手伝いをした代行業者から何度も電話がかかってきていまして。申請書類を書いたりして少し手伝っただけの業者が、手数料として1万ルピーを請求していたんですね。でも僕は千ルピーでも高いと思っていたので折り合わず。免許証を取りに行く時に会って話をしようということになっていたんです。

代行業者的には僕に逃げられないようにという理由もあってでしょうけど(というかそれがメインの理由だと思いますが)、申請した時に支払った料金の領収書ナンバーを教えてくれ、あらかじめ免許証が来てるか確認してあげるから!と何度も電話してきていました。

しかしここでそのナンバーを教えてしまうと、もしかすると免許証をその代行業者に握られてしまう危険があったので伝えませんでした。ネパールのお役所って、申請者本人じゃなくても、役所の担当者と知り合いの人がきたら、渡しちゃうことがあるんです。日本では正式な委任状などなしにそんなことしたら大問題だと思いますが、ネパールではあり得る話。なので皆さんもご注意くださいね。

なので免許証を受け取ってから代行業者との料金交渉を再開しようと思い、まずは交通局にやってきたのでした。

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ライセンス受け取りの方法も、ネパールらしくどこにも何にも提示されていませんので、そこらへんに居る人に聞いてまわるか知っている人に聞くしかありません。向かって左の1番館の2階に行きます。

僕はどの部屋に行くかも事前に聞いていたんですが、それでも何度も違うところに誘導されて振り回されました。まずここに行け、ここじゃない向こうだ、いやいやあっちだ、みたいなことを職員なのか何なのか分からない人たちに言われ・・・

散々順番待ちした挙句ここじゃない!みたいなことを繰り返して、だんだんとシステムが理解できました。何で最初っからそう説明してくれないかな~と不思議なくらいですが、僕が解明した免許証受け取りの仕組みは以下の通りです!(でも手続き方法ってよく変わるので、それを念頭に参考にしてくださいね)

まずこの5番の部屋に行きます。

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ネパリって書いてますけど、まずここで免許証申請の際の領収書を提示し、そこの番号を確認してもらい、領収書に手書きの整理番号のようなものを書いてもらいます。

それを持ち、同じフロアの奥・6番の窓口に行きます。

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ここは「新しい免許証をもらえる場所だよ!」とネパール語で書いてあるので安心して並んでいたんですが、後から来る人が次々に順番を抜かそうとしてくる・・・という図です。

順番抜かそうとして来る人に一応「ラインマ ボスノスナ(列に並んでくださいよ)」と言うと、ああ…という感じの反応をするんですが、後ろに並ぶのではなく「あんたの後だってことは分かってるよ」と言って、僕の横に陣取るんです。

いやいや、横じゃなくて最後尾に並んでよと思うんですが、僕より後ろのネパール人たちはそこまで厳しく「列に並べ!」とは言わないんですよねぇ。なんか変なところで大らかというか、要領のイイ人だけが得していくというか。価値観の違いなのかなぁ。

そしてようやく順番が来た僕に対して、担当者の無情な一言。

「ここじゃないよ」

「ええ!?ここじゃなかったらどこでもらえるってんだい!?」と聞くと、「ウタ(向こう)」という定番の答え。いやだから、それじゃ分からんから何階の何番の部屋か言ってって!具体的に!とイライラしながら詰めよるも、担当者は意に介さず「ウタ」と繰り返すのみ。

もお、何て頭が悪いんだ・・・とがっくり来てふと上を見上げると、僕の目に飛び込んできたのは幾つもの「6」という数字。そう、じつは6番という窓口はこのフロアにたくさんあったのです。そしてどの部屋の横にも「新しい免許証をもらえる場所だよ!」ということがネパール語で書いてあって・・・

しばらく眺めて理解できました!どうやら最初に書いてもらった整理番号ごとに新しい免許証の保管場所が違うのです。そんな整理の仕方ができるようになっていたとは!ネパールの役所をなめていたせいで、理解するのに少し時間がかかりました。ごめんね!

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たとえばここでは、8300~8600番までの免許証が受け取れるという表示だったのです。というわけで、間違えて並んで「ウタ(向こう)」と言われた窓口から、ほんとに少し向こうに行った別の窓口で、新しい免許証を受け取ることができたのでした。

確かにウタだったけど、もうちょっと親切に教えてくれないかなぁと文句言いたいですが、まあこういうもんですかね。ネパールだもの。

ちょっと話がそれますが、日本て行政サービスもお店のサービスもほとんど場合、至れり尽くせり親切に助けたり教えたりしてくれると思うんです。それが普通になってる日本人は、役所やお店が自分に尽くしてくれて当然!と考えてしまう部分がある気がします。税金払ってるんだから!とか、お客様は神様だろ!とかね。

このブログに時々「お問い合わせ」というページを通してネパールにまつわる質問がきます。その際まるで、僕が質問に答える義務があるかのような文面で質問をされる人がいるんですよ、不思議なことに。そして丁寧に返信してもお礼なしというケースもありまして。

いや僕も感謝を強要したいわけじゃないですし、ぶっちゃけこのブログは広告を通して僕の収入源のひとつになっているので、ブログ読者の方はある意味お客様ではあるんですが・・・あんまり上から目線で問い合わせしてくる人の質問は、つい返信を忘れてしまうことがあるのはここだけの話です。笑

僕も気づかないまま、そんな「してもらって当然」な態度が身に着かないようにしないといけないなぁと思いました。感謝の気持ちを思い出すためにと、自分で問題を解決していく訓練のため、時々ネパールの理不尽さにふれてみるのもいいのかもしれません。人のふり見て我がふり直さないといけませんね。

余談でしたがそんなことを考えながら、無事にネパールの運転免許証をゲット!

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これで5年は更新しなくていいので、しばらく安心です。きっと次は更新作業の仕方も大きく変わってるんでしょうけど、まあ5年後にまた考えるとしましょう。

そしてこの後1万ルピー(約1万円)請求してきた代行業者と交渉したんですが、千ルピー(約千円)で話をつけることができました。千ルピーでも高いと思ったんですけどね。だってこの人のした仕事って、最初の申請用紙の代筆と、最初に行く部屋を教えてくれたくらいですから。

事前に聞いた必要なものリストは間違っていましたし、交通局の役人が居なくても探してくれるわけでもなかったですし。あ、途中で怒った僕にコーラをご馳走してくれましたけど。笑 最初に仕事料金を取り決めておかなかった僕にも落ち度があるので、千ルピーは払ってきました。

千ルピーでも一万ルピーでも、高いと思うか安いと思うかは人によると思いますが、この代行業者の質はほんとマチマチなので、皆さんもよく見極めるようにしてくださいね。そして代行業者なしで手続きができることを願っています。1万ルピー払っちゃう外国人が増えると、もっとぼったくってくるようになるので。

あ、あと話戻りますけど一応補足しておきますが、「お問い合わせ」の件! 急ぎじゃなさそうな質問に返信するのも忘れていたり、返信したのに入力していただいたアドレスが間違っていたのか届かなかったりもしますので、もし僕からの返信がない場合は、再度送っていただいたりコメント欄に書きこんでもらったりしていただければ嬉しいです。

コメントとかも気軽にしていただいて大丈夫ですからね。怖がらないでねー。笑