ひとつ前の記事にて、ユニクロのウルトラ・ライトダウンを引っ張り出すくらい寒くなってきましたという記事を書いたんですが、すみません、やっぱり晴れた日の昼間はまだまだ暑いです(笑)。ほら、僕って暑いの苦手じゃないですか?(知らんわっとか言わないで~)なのでちょっと暑くなると、すぐダラけてしまいます。
と言ってもここは、カトマンズやタライ地方なんかと比べたらずいぶん涼しいんですけどね。いま僕の部屋には冷蔵庫がないため、冷たい飲み物をキュッといただくというようなことができなくて、ちょっとした暑さにもまいっちゃう、そんなヘタレな状態になってしまっていてすみません。
自分ちに冷蔵庫がないとお店でジュースやアイスを買うしかないんですが、ネパール人って冷え冷えの飲み物をほとんど飲まないんですよね、いくら暑くても(タライ平野の場合は知らないんですが)。なので「チソある?(冷たいのある?)」と聞いて、「あるよ!」とお店の人が答えたとしても、まだ安心できません。常温のコーラとかが出てくる確率のが高いのです。いや、熱くはないけど冷たくもないでしょこれ?
なのでよく行くお店には「ちゃんと冷蔵庫に入れておいてね、後で買うから!」と声を掛けておかなければなりません。それでも節電のために冷蔵庫の電源が切られていることもよくあって、ある程度冷えたらしばらく冷蔵庫のスイッチオフ!誰かがチソちょうだいと声をかけたらまたスイッチを入れる、みたいにしているお店も多いです。もお。
冷たいジュースを飲むのも一苦労なネパールの田舎では、アイスクリームはもっと貴重品!カトマンズなら外国人も納得のけっこう美味しいアイスクリームも買えるんですが、田舎ではいわゆる普通の「アイスクリーム」は手に入りません。その代わり一応、ネパリの子どもたちに人気のアイスを売っている人をよく道で見かけるんですが・・・
一度食べてみたいなーと思いつつ、結局まだ手を出したことがありません。だって、お腹壊しそうなんだもーん!(失礼)
ネパールって潔癖症な人は住むのが難しい国でして、日本ほど衛生基準がしっかりしていないんですよね。それでも僕はあんまり気にしないほうだと思うので、ネパール人と同じものを食べることが多いんですが・・・これはちょっと。
たとえばこれがチヤ(紅茶)だったら、少々グラスが汚かろうが搾りたてで殺菌できてない牛乳を投入しようが、作る段階で煮沸消毒されるので大丈夫かなーと思うんですけど、アイスってそういう殺菌ができないですからね。どうしても躊躇してしまいます。
今の季節、こうやって頭の上に荷物を乗せたり自転車に乗せたりしているアイス売りのおじさんをよく見かけるんですが、実際アイスはどんなものなんでしょうか?食べてないですけど、写真をどうぞ!
おじさんが抱えているアイスボックスの中には、こんなアイスが詰まっていまして・・・
ほら食べな!と渡してくれますが、もうすでに溶けてる溶けてるー!
この箱の中には当然ながら保冷剤は入ってなくて、午前中詰めたアイスを売りながら歩き回り、全部売れるか全部溶けたら店じまいってことらしいです。味が気になるところではありますが、ネパール人の友達に聞いてみたところ、それほど美味しいわけでもないそう。子どもたちは喜んで食べてますけどね。
でもクシコクラ(喜ばしいことに)、僕の住んでいる田舎町には、別の美味しくて安全なアイスも手に入るんです! と言っても歩いたら2時間はかかる場所にあるので、滅多に食べられない貴重品ではありますが。たまに食べるとめっちゃ美味しい!そんなネパールのローカルアイスはこちらです!
じゃじゃーん。
こちらは街の牛乳屋さんが作っているアイスでして・・・
取り出しててみるとこんな感じ!アイスキャンディーと呼んでいいものかな?
おそらくですが、これは牛乳に砂糖とかを混ぜて凍らせたシンプルなアイス。濃厚なミルクとほどよい甘さ、そしてしっかり冷たい!ネパールの夏をさわやかにしてくれる、すばらしい存在なのです。
この小さなアイスキャンディーはひとつ30ルピー(約30円)、道端でおじさんが売っているあやしいアイスは10~20ルピーくらいです。ネパールはこれから乾季になり、しばらく日中は暑いので、まだまだアイスを買うことができると思います。ローカルなアイスはネパールならではなので、勇気がある人は胃薬片手に試してみてくださいね!あ、食べるなら自己責任ですからね!
そして、こんな記事を書いてネパールの田舎でシンプルライフを送っているかのように見せている僕ですが、じつはバトバティーニでクーラーボックスを買ってこっそり高級アイスを運び込んだりしているのは内緒です(笑)。
(アイスの保管場所は友だちんちの冷蔵庫で。えへ。)
ナマステ サンチャイ フヌフンチャ?
ネパールでの水はこわいですねー。タメルのレストランで出された水をうっかり飲んで、大変な目に遭いました(。>д<) 今は元気ですが…。タライではパサルでチソといえば、冷えたイスプライトが出てきますよ~(笑)
मीओさん
ナマステ、マ エクダム サンチャイチュ!
タメルの水とか氷も油断できないので、ネパールでは常に注意しておかないとですね。タライはさすが、ちゃんとチソが出てくるんですね!じゃないと生きていけない場所ですもんね~。そちらはまだまだ暑いと思いますが、身体に気を付けてお過ごしくださいね。