たまに日本に帰国した時少しびっくりするのが、「何もしゃべることなく買い物ができる日本のお店システム」! 一切しゃべらなくてもあらゆるものを買うことができるのは、ある意味すごいんですが、ちょっと寂しい気もします。

ネパールでも大型スーパーでは値段表示がしっかりされていたり、レジシステムが導入されているので、ほとんど会話しなくても買い物ができます。なのでカトマンズでは英語もネパール語も分からなくても、あまり困ることはありません。

でもネパール生活の醍醐味の一つは、お店の人とあーだこーだ言いながら買い物を楽しむこと! 日本では失われつつあるかと思いますが、近所のお店で世間話をしたり、値段交渉したり、時にはおまけしてもらったり・・・ネパールではそんなビスターレイな(ゆる~い)日常から、ほのぼのと人の優しさや幸せを感じることができるのです。

ただそのためには、ある程度ネパール語ができることが求められます。なぜならネパールにたくさんある個人商店のほとんどは、ネパール語しか通じません。カトマンズなら英語ができる店主もそれなりにいるかと思いますし、ネパール語ができなくても親切にしてくれる人もたくさんいるんですが、やっぱりコミュニケーションを楽しむには通じ合う言語が必要。

たとえば近所の小さなお店を営むおばあちゃんと、今日調子はどうですか?ご飯食べたの?この野菜はどうやって料理するの?えー高いよちょっとまけてよ、ほら今日はこれおまけしてあげるから持っていきな、ネパール語ができると、そんなご近所付き合いもできるようになるのです。

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ネパールではたくさんの個人商店のほかに、路上で物を売っている人も大勢見かけます。

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ということで今回は、買い物の時に使えると役立つ&もっと楽しくなるネパール語をご紹介していきますね。一部英語が混ざっていますが、最近のネパールではそういう使い方をしていると思っていただければ。まずは店の名前についてです。

  • お店・・・・パサル
  • 雑貨屋・・・キラナ パサル
  • 八百屋・・・タルカリ パサル
  • 薬屋・・・・オォシャディ パサル
  • 文房具屋・・イステーショナリー パサル
  • 靴屋・・・・ズッタ パサル
  • 仕立て屋・・シラウネ パサル
  • 宝石店・・・スン パサル
  • 土産屋・・・コセリ パサル
  • 百貨店・・・スゥパル マルケッツ

ネパールで一番よく見かけるはキラナパサルで、いろいろな物を置いていて何屋さんなのか曖昧な雑貨屋さんです。米、野菜、お菓子や香辛料、ロウソクや石鹸などを買うことができます。

お店の呼び方は複数の呼び方があるものもあり、ここでは僕がよく聞く単語をご紹介しています。たとえば仕立て屋さんはスチカールというネパール語もありますが、僕の周りの友人はシラウネパサルと言っています(シラウネはネパール語で縫うという意味)。また、スンとは金という意味で、お店には金以外のジュエリーも置いていますが、まとめて宝石店のことをスンパサルと呼ぶことが多い気がします。

では続いて、買い物関連のネパール語単語を挙げていきます。

  • 買い物・・・キンメル
  • お金・・・・パイサ
  • お釣り・・・チェンジ
  • 物・・・・・サーマン
  • いくら・・・カティ
  • 高い・・・・マハンゴ
  • 安い・・・・サスト
  • 見る・・・・ヘルヌ
  • 見せる・・・デカウヌ
  • 買う・・・・キンヌ
  • 売る・・・・ベツヌ
  • 男性店主・・サウジ
  • 女性店主・・サウニ

そして、買い物で使いそうなフレーズです。

  • ○○ありますか?・・・○○パインチャ?
  • 見せてください・・・デカウノス
  • これは何ですか?・・ヨ ケホ?
  • これはいくら?・・・ヨ カティ ホ?
  • 合計おいくら?・・・ジャンマ カティバヨ?
  • ~個ください・・・・~オタ ディノス
  • 見てるだけ・・・・・ヘレコ マットラ
  • 他にもある?・・・・アルコ ポニ チャ?
  • 高く感じる・・・・・マハンゴ ラギョ
  • まけてくださいな・・ サスト ガルノスナ~

大型のスーパーなどでは値段表示がしてあることもありますが、ネパールのお店のほとんどは値段を聞いて交渉するのが普通です。そして外国人に対してはふっかけてくることが多いので、注意が必要です。本来の値段の数倍を提示してくることもあります。それでも日本で買うより安かったりするので、そういうもんかと思って買っちゃう人もいるみたいですが。

お土産屋さんとかは特にふっかけてきますし、最初は相場が分からないので交渉が難しいと思いますが、そういう時は何軒もまわってみることをお勧めします。それぞれふっかけ方違うので(笑)、だんだん底値が分かってきます。そしてモノによりますが、そこからさらに100~200下げた値段で交渉してみるといいですね。

たとえば僕は以前、祖母のために象の置物を買ったことがあるんですが、最初のお店では1500ルピーと言われたんです。でもどうしてもそこまで高いものに見えなかったので、数軒他のお店を周って値段を聞き交渉し、最終的には500ルピーで買いました。それくらい幅があるということです。

では日常生活で必要な米や豆、野菜など、量り売りで買うものはどのように交渉するのでしょうか? ネパール語のフレーズをご紹介しますね。

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  • 1キロいくら?・・・エク ケージー カティ?
  • 3キロください・・・ティンキロ ディノス
  • 半キロください・・・アディ キロ ディノス
  • 何が違うの?・・・・カサリ ファラックチャ?
  • 袋に入れて・・・・・プラスチックマ ハルノスナ
  • ちょっとまけてよ・・アリ ミラウノスナ

ネパールではキロをケージー(英語のKg)と言うことがあります。キロでも通じますけど。ビニール袋はプラスチックと言います。安くしてほしい時は「サスト ガルノス」でもいいですし「ミラウノス」でも大丈夫(ミラウヌはネパール語で調整するという意味)です。

そうそう、語尾につける「ナ」は日本語の「な」と同じニュアンスなので、語調を柔らかくしたい時は使うといいと思います。「ちょっと安くしてくださいな~」という感じで「アリ サスト ガルノスナ~」と言います。

クルタや生地を買う時は、いろんなデザインのものを見て確認したいものですよね。そういう時に使えるネパール語もご紹介しますね。

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  • もっと大きいのある?・・アジャイ トゥーロ チャ?
  • もっと小さいのある?・・アジャイ サーノ チャ?
  • 他の色ありますか?・・・アルコ カラル チャ?
  • これみたいな・・・・・・ヨ ジャスタイ
  • このようにして・・・・・エスト ガルノス
  • 試着して見たい・・・・・エクチョティ ラガエラ ヘルナチャハンチュ
  • ちょうど千ルピーにして・ティッカ ハザールマ ディノスナ
  • 似合いますか?・・・・・ミルチャ?

似合うに相当する褒め言葉は「ラムロデキンチャ」ですが、女性には可愛いという意味で「ラムリー」と言う言葉も使えます。生地のデザインはひとつひとつ見ないと買うか決められないと思いますが、もっと明るいのが見たい時は「アジャイ ウジャロ チャ?」、暗めの色が欲しいなら「アジャイ アンデャロ チャヒンチャ」とリクエストします。

オーダーメイドのクルタなどは、細かいデザインも指定できます。見本となる写真があるなら見せつつ「ヨ ジャスタイ シラウノス」と言います。身振りで説明するなら、エスト、エストと言いながら伝えましょう。

幾らになりますか?は、計算してくださいという意味で「ヒサーブ ガルノス」でもOKです。3500ルピーとか言われたら、安くしてよと言うこともできますが、たとえば3千ルピーでと伝えたい時は「ティン ハザールマ ディノスナ」と言うこともできます。

さんざん値段を聞いたり見せてもらったりした後何も買わないと悪い気がするかもしれませんが、無理に買う必要はありませんので、「フェリ アウンチュ(また来るよ」と言って去りましょう。

ネパール語が少しずつできるようになると、ネパール人との会話が楽しくなると思います。だんだん値段交渉が上手になっていきますし、ネパール人と仲良くなることで交渉しやすくもなっていきます。英語やジェスチャーでもいいんですが、ぜひぜひネパール語での買い物にチャレンジしてみてくださいね!