ネパールの国民食はカレーとかモモだと思っている人もいるかもしれませんが、それらはネパール人が毎日食べているというわけではありません。ネパールの国民食は何といってもダルバート! 数種類のおかずと豆のスープ(ダル)をご飯(バート)にかけて混ぜ混ぜして食べる、ワンプレートライスです。

僕たち外国人にとっては、このダルバートを美味しいと思えるかどうかが、ネパールに長期滞在できるかどうかの第一関門かもしれません。もちろんダルバートが好きじゃなくてもネパールに住んでいる人はたくさんいますが、ネパール人と一緒に食事して一番喜ばれるのがダルバートだと思いますので、美味しく感じられる人はネパールに馴染みやすいと言えるでしょう。

僕はダルバートはけっこう好きなほうで、よくローカルレストランで食べています。一食100ルピーくらいでおかわりし放題、そこそこ野菜も摂れるので栄養面でもいいかなと思いまして。

たださすがに、毎日2食ダルバートだけを食べ続けるネパール人ほどは好きじゃないというか、ほんとに毎日食べ続けると飽きてきちゃいます。なので僕は2~3日に一食くらいのペースでダルバートを食べています。そしてなるべく飽きないように、レストランもいろいろ行くようにしています。

田舎に住んでいると手に入る野菜が限られているので、お店ごとにすごく違うというわけではないですが、アチャール(ネパールの漬物的な添え物)が違ったりするので、味のアクセントが変わるんですね。

たとえばこんな僕が住んでいる町のダルバートはこんな感じです。

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おかず少なっ!と思うかもしれませんが、ネパール人は米大好きなので、これくらいのバランスで米をめちゃくちゃ食べる人が多いです。あとおかわりし放題なのでね、おかずだけタプネ(おかわり)することもできます。

そして同じ街の別のレストランのダルバートがこちら。

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おかずが一品増えています。僕はフライドポテトがダルバートにけっこう合うと思うので、ここのダルバートはお気に入りです。アチャールもトマトと大豆を使ったもので美味しいんです、ここの。

これらは肉なしのダルバートで大体100ルピー(100円)くらいなんですが、カトマンズなど大きな都市のレストランでは、もっと豪華なダルバートを食べることもできます。田舎の素朴なダルバートもいいんですが、たまに豪勢なのを食べてみるのも新鮮かもしれません。

肉を付けると一気に高くなるダルバートですが、ネパールならではの水牛の肉やヤギの肉を使ったダルバートもあるので、ぜひ試してみてほしいと思います。300ルピーくらい出すと豪華なダルバートを食べられまして、こちらはその一例です。

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何種類ものカレーにヨーグルトまでついています。ヤギ肉のカレーなんですが、ネパールではヤギは高級食材なので一番高い種類です。ちなみにダルバートにヨーグルトがついてきたら、それはデザート用ではなく一緒に混ぜて食べるものです。どう食べるかは自由ですが、こういうダルバートを食べる機会があったら、せっかくなので全部ご飯と混ぜて食べてみてください♪

僕はまだ入ったことないですが、もっとお高いレストランに行くと、一食1,000ルピーを超えるような高級ダルバートも食べられます。タメルとかで一度は試してみたい気もしますね。ダンスショーとか観られるのでお高いレストランもありますので、観光の時にはローカルのも高級なのも、いろんなレストランに入ってみるといいかもしれません。

しかしお値段が高くなると豪華になるダルバートですが、それでもダルバートであることには変わりなく、やはり食べ続けると飽きる可能性があります。なので最近、僕はローカルレストランでダルバートを食べる際に日本からの調味料を持ち込んでみることに挑戦しています。

ダルバートは美味しいんだけど、もっと日本人好みにする方法があるんじゃなかろうかと!

というわけで先日こんなダルバートを食べたんですが。

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ローカルレストランの、何の変哲もないダルバートです。夏らしくゴーヤが入っていて、これはこれで美味しかったんですが・・・

たとえばそう、あれをかけてみたらどうなんだい!?

じゃじゃーん!

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はい、マヨネーズです(笑)。

でもネパール滞在歴が長い人は、ちょっと心配なことがあるかもしれません。そう、マヨネーズをかけちゃうと油摂り過ぎになっちゃうんじゃないの?ということです。じつはダルバートって一見ヘルシーにも見えるかもしれませんが、タルカリ(おかず)の調理段階でけっこうな量の油を使っているんです。

そんなダルバートにマヨネーズなんてかけたら、あぶらあぶらし過ぎるんじゃないの?と心配してくださったあなた、ありがとうございます。でも大丈夫です!なぜなら・・・

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そう、とれて3日以内の新鮮タマゴだけを使ったカロリーオフのマヨネーズだからです(笑)。何%オフだったのかは忘れましたが、すっきりした味のマヨネーズなので大丈夫なのです。

そういうわけで、何考えてるんだお前と言わんばかりの友人たちの冷たい視線を浴びつつ、ダルバートにマヨネーズをかけて・・・

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いただきました!

んん!!

うまいー!!(゚∀゚)!

 

いや、ほんとですって!

ダルバートって基本的にネパール人の好みに合わせて辛めになってるので、マヨネーズのまろやかさが上手にそれを中和してくれていました。ほどよい酸味のマヨネーズ味がうまいことアクセントになって、美味しく食べることができたと思うのです。

マヨネーズ自体がネパールでは希少価値の高いものなのであまり多用はできませんが、また何かの折に使ってみようと思いました。そしてほかにも試してみたい調味料がいろいろあるので、時々チャレンジしてみますね。

これは一例ですが、こういう創意工夫がネパールで長く楽しく過ごすコツですよね?ね?