6月の日本は梅雨に突入している地域が多いことと思います。ネパールもただいま雨季真っただ中で、雨に降られることが多くなりました。今年は地域によっては雨が少なく、水不足気味になっているところもあったようで、恵みの雨が降り始めてほっとしている農家の方も多いよう。

ネパールは本来は水が豊富な国で、雨季に降って山々に蓄積された水がどんどん流れてくるので基本的には水に困ることはないはず。電気も水力発電です。ですが雨季にあまり雨が降らないと、場所によっては畑の作物があまり育っていなかったり、生活用水として使っている井戸水や湧水が枯れてしまうこともあります。けっこう地域差があるものですね。

カトマンズでは水は水屋さんから買うことができるため、水不足というのは実感しにくいかもしれません。家に水がないとすれば、それは電気がなくて水を汲み上げる機械を動かせないとか、大家さんが水屋さんに連絡するのを怠っているからという理由が多いです。

飲み水もそこらへんのお店で買えるカトマンズなので、あまり水の心配をする必要はないんですが、最近、買った水を飲んでいて黄疸になった?黄疸が出た?という噂を聞いたので、飲み水にも注意したほうがいいよという話を書いておこうと思います。詳しく聞いたわけではないので、本当の原因とか症状もはっきりは知らないですけど、水は体調をくずす原因になりやすいですからね。

ネパールでは1リットル20~25ルピーくらいでミネラルウォーターを買えますが、自宅用に20リットル50ルピーの大きなボトルの水も買うことができます。こういうやつです。

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これは僕の部屋に設置している飲料水です。下の蛇口が付いている部分は300~400ルピーで買えます。ボトルも300ルピーくらいします。最初にボトル+中身の水を買い、二回目以降は空ボトルを持っていけば、50ルピーで新しいボトルと交換してもらえます。安いお店なら45ルピーで買えることも。一応水にもメーカーがあり、同じメーカーのボトルじゃないと交換してくれないお店もあります。

この水はネパール人が言うカネパニ(飲料水)なので、そのまま飲む人が多いと思います。外国人も慣れてくると飲んじゃってますし、僕もこれでお腹を壊したりしたことはないんですが、念のためこの水も一度沸騰させてから飲むのが無難で、一番いいのは浄水器を使うことです。

新しい水、買った水だとは言っても、その新しい飲み水を詰めているのは、衛生基準が日本人よりゆるいネパール人、ネパールの会社がやってることですからね。どんな作業工程を経てパッキングされているのか分かりませんが、信用し過ぎるのはアレだってことです。

これからネパールも暑い季節になりますので、水や食べ物には注意しておかないと、すぐお腹を壊してしまいます。ちょっと下痢になるくらいならいいですが、もっと深刻な感染症になる可能性も日本より高いと思うので、気を付けねばいけませんね。

海外生活が長いある人が言っていました、「海外にずっと住んでるけど、なーんにも気にしなくても食べ物や水にあたって病気になったことないよ!」という人がたまにいるけど、それはたまたま運が良かっただけのことだよと。特別お腹が強いわけでも免疫が強いわけでもないんです。なので10年大丈夫だったとしても、今日初めて食べ物にあたる可能性はあるんです。

水には僕も最初はすごく気を付けていました。歯磨きの時もミネラルウォーターで口をゆすいだりして。でもネパールに生活に慣れてくるとだんだん気にしなくなり、今では地元の人が利用する田舎の食堂で出てくる水も、そのままごくごく飲んじゃってます。でもできる限り気を付けねばなと思いました。慣れて油断すると、すぐ病気になったりしますからねー。

そうそう、以前の記事で生活用水がどんな仕組みになっているか書きましたが、水を運んでくる水屋さんの車はこんな感じです。

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貯水できるタンクがない家では、みんなそれぞれ容れ物をもって水をもらいに行っています。日本では水道水をそのまま飲んでお腹を壊すことが少ないですし、買った水はほぼ100%安全なので気にすることは少ないですが、水や安全、健康はタダじゃないってことをネパールではいっそう実感します。

これからのガルミシーズン(暑い時期)にネパールに来る方は、日本の感覚から切り替えて来てくださいね。予防接種とかも忘れずに!