今年から僕は、ネパールのとある田舎街に別荘を確保しました!カトマンズの家もキープしていますが、今後はほとんどこっちの田舎の街で過ごすつもりでいます。

別荘と言っても、家賃は月1500ルピー(日本円で約1500円ちょい)の、小さなワンルームなんですけど。オサレに改造した古民家や、かっこいいログハウスに住んで優雅に暮らしているというわけではないので、そこは誤解なされませんよう。ネパールではよくある3階建ての家の一室です。

この部屋は家賃が安くて水道無料ですが、シャワールームとトイレが共用です。キッチンはなくて、シャワールーム的な水場が各フロアにひとつあるので、そこで食器を洗うこともできなくはない、という造りです。1フロアに4部屋あり、僕はそのうちのひとつに住んでいます。

こういう所に住むと、人が生きていくのにあまり物は必要じゃないんだなぁって感じますね。寝床があって、その日着る服があって、健康を保てる食事ができて・・・物が少ないシンプルな生活を送ることにより、人生を豊かにするのはお金やモノじゃないってことを学んでいる気がします。

日本からカトマンズに来た時にもだいぶ持ち物が減りましたが、カトマンズから田舎街に来ると、さらに断捨離が進みました。いつか持ち物すべてがスーツケースひとつに収まるような、そんなシンプルライフにしたいな~なんて、ぼんやり考えてみたり。

まあでも、先日パソコンにコーヒーをこぼしちゃって画面がシューン☆という音と共に消えた時は、半べそかきながらパソコンを分解して中に入り込んだコーヒーを拭き取りつつ、『ななな何とかパソコンが復活しますように!!』と熱烈に祈りましたけどね(笑)。

ネパールの田舎で簡素な生活してる僕カッコイイ♪みたいな気分に浸りつつも、パソコンとiPad・スマホ、あと電気とインターネットがないと人生を楽しめない、まだまだ田舎暮らし初心者ですスミマセン。薪で料理作ったり川で洗濯したりはできるけど、IT機器なしっていうのはやっぱりキツイっす。現代っ子だもん。

ちなみにパソコンは見事に復活してくれました!こぼれどころが良かったと言いますか、マザーボードとかHDDとか電源近くの金属部分には侵入してなかったようで。おかげさまでこうしてブログ更新もできます。(でも少し時間が経ったらまた不具合発生の可能性もあるので、まめにバックアップとっておかねばな・・・)

 

さてさて、今年この町に移動してきてから僕がどんな食事をしているのか、少しご紹介したいと思います。去年の夏くらいにも、田舎街でのある日の食事メニューを写真と共にアップしましたが、なかなか好評でしたので!

日本では一日3食でしたが、ネパールに戻るとまた「お腹が空いたら食べる」というスタイルになっています。朝はコーヒーを飲んで、午前中はチヤを飲んだりカジャ(軽食)を食べたり、日によって食事回数が変わる感じです。

IMG_0105

↑たとえばこんなカジャ。ロティ(薄っぺらい味がしないパン的なやつ)に、イモや豆を煮込んだタルカリ(おかず)を合わせて食べます。これで25ルピーです。

ネパール人は毎日食べるダルバートですが、僕は2~3日に一食という程度。毎日食べると飽きるけど、数日食べないと無性に体が欲してきます。少しずつ体内がネパリ化してるのかな・・・

DSC01443

ダルバートをお店で食べると100~120ルピーってところです。肉を注文すると別料金。肉以外はお代わりし放題なので、ネパール人は一回の食事で僕の倍くらい食べています。

DSC01395

田舎のダルバートは大体、ご飯、ダル(豆スープ)、サーグ(青野菜)、タルカリ(おかず)、アチャール(漬物的なやつ)がそれぞれ一種類ずつですね。

DSC01293

タルカリやアチャールに使う野菜が、お店によって若干違います。あとダルもそれぞれの味がでるかな。

お肉を食べたくなったら、ダルバートにバフカリー(水牛肉のカレー)とか、チキンカリー(鶏肉のカレー)とかをつけることもできますし、セクワという炭火焼肉も美味しいです。

セクワはバフ肉つまり水牛の肉を使うものなので、焼き方が下手なお店だと固くて美味しくない肉が出てくるんですが、上手なお店なら柔らかでジューシーな焼肉を食べることができます。バフも上手に焼けば美味しいんだ!ということを最近体験しました。

DSC01345

僕の部屋の近くにあるゲストハウスで食べられるセクワは、柔らかジューシーで美味しいんです。ネパール人が作るにしては辛すぎず、薬味のネギもちょうど良くて♪ 昼頃行くと作り立てを食べられるので、時々利用しています。

DSC01438

ある日、そのゲストハウスの裏側にまわるとセクワを焼いているところに出くわしました。直接炭火の上に置いちゃうこの大胆さ、さすがネパールですよね!

僕の家にはキッチンがないため、こうやって外食することが多いんですが、たまには自炊料理も食べたくなります。日本人なので、日本的な味が恋しくなったりもしますしね。そういう時どうするのかと言うと、近所に自炊している日本人の友達が数名いるので、遊びに行きます(笑)。

DSC01271

日本人で集まった日の夜、最近は鍋になることが多いかな。まだまだ寒いし、野菜たっぷりで栄養も摂れるし、みんな大好きですしね。

DSC01272

しめのうどんは手作りです。ネパールにはうどんに似たトゥクパというチベット料理がありますが、今住んでいる町にはチベティアンがおらず、トゥクパは手に入りません。でももっと美味しい手作りうどんをいただけて感謝です。

DSC01274

この日はとんこつ味噌味の鍋でした!いま日本にはこんな便利なものがあるんですね~昨年帰国した時に発見してびっくり。キューブならネパールに持ってくる時も重くないし場所をとらないので、今回大量に持ち込みました。鍋料理以外にもアレンジして使えそうですしね。

僕は一日3~4杯はコーヒーを飲むんですが、最近この町のケーキ屋さんにコーヒーメーカーが導入されまして。この町で飲む人がいるのか分かりませんが、カフェオレやココアを楽しむことができるようになり、僕も時々いただいてます。

DSC01469

この機械、うちにも欲しくなったので値段を聞いてみたら、68,000ルピーだそう。ちょっと予算オーバーなので断念しました。(中身ものぞかせてもらったんですが、値段の割には中の構造がしょぼかった)

DSC01473

ここ、ケーキ屋さんというかパン屋さんなのかな? 味のほうは「ネパールなんだから美味しくないに決まってる!期待しちゃだめ!騙されるなよ!」という先入観のもと警戒心たっぷりに食べると、「あれ、意外とがんばってる?」「うそ、ちょっと美味しいかも?」と感じるレベルです。

DSC01478

特にこのケーキががんばってました!思ったよりしっとり感があり、思ったより甘さがくどすぎず、思ったよりクオリティが高かったです。どんだけ期待度が低かったんだって話ですが、これはお客さんを連れてきてもいいくらいかと!この町最大のショッピングモールの中にあるだけあります。

ネパールの田舎暮らしの食事としてご紹介しましたが、ネパールではどこでも食べられるようなものだったかな。結局のところ、田舎暮らしでも美味しいものを食べられるってことですね。特に日本やカトマンズから持ち込んだ食材を駆使すれば、けっこうイイ食事ができます。

ネパールの地方都市や村に住むと、もちろん不便なこともたくさんあります。でも、田舎ならではの楽しみ、物価や家賃の安さ、地元のネパリとの交流など、魅力もたくさんです。ネパールに来られたらぜひ、カトマンズ以外の街にも足を運んでみてくださいね。