【追記2017.2.6】ネパール観光ビザの取得に関しての追加情報をまとめた記事があります。こちらも参考になさってください。

【観光ビザQ&A】ネパール入国時の観光ビザ代支払いに、クレジットカードは使えるのか?他

 


しばらく日本に帰省していた僕ですが2016年1月、再び観光ビザを取得してネパール入りしました。以前にも観光ビザ取得方法の記事を書いていますが、その時と比べてちょっとだけ変化した部分もありました。

それで、ビザ取得のために日本でどんな準備をすればいいのか、そして到着後観光ビザを取得し空港を出るところまでの流れをまとめておきますね。これからネパールに来られる方は参考になさってください。

 

1.ネパール入国時に支払う観光ビザ代を準備する

2016年現在、ネパールの観光ビザは年間最大150日分を取得することができます。ある年に150日滞在した後、一度ネパールから出国すればまた150日取得できるというわけではありません。その年の1月1日から12月31日までの期間のうち、150日分までということです。

しかしネパールの空の入り口・トリブバン国際空港では、一度に90日までの観光ビザしか取得できません。入国時に15日分・30日分・90日分の3種類のうちどれかを選んでビザを取得します。料金は以下のようになっています。

  • 15日分…25米ドル
  • 30日分…40米ドル
  • 90日分…100米ドル

支払いは米ドルでもできますし、相当額の別の通貨でもできます。ただ、きちんとしたレートで計算されるわけではなくざっくりした金額が定められていて、為替レートが大きく変動すれば変更されるようです。たとえば2016年1月時点では、日本円で支払いをする場合の金額は以下のようになります。

  • 15日分…3,000円
  • 30日分…5,000円
  • 90日分…12,000円

というわけでネパールの観光ビザは、アメリカドルでも日本円でも、他の主要通貨(たとえば中国元やユーロなど)でも支払いをすることが可能なので、わざわざ準備するのが面倒な場合は日本円でOKです。僕も今回日本円で支払いました。

ビザ代の支払い時、基本的にはお釣りは出るものですが、日によって紙幣が足りないということもあるようです。僕の前に並んでいた中国人の女性は中国元でビザ代を払っていたんですが、職員が中国元でお釣りを払おうとしたら少し足りなかったようで、途中で「やっぱり米ドルでお釣りを渡します」と変更していました。

 

2.滞在日数が決まったら、日本を発つ前にオンライン申請しておく

事前にインターネットを通して申請をしておけば、ネパールに到着してからスムーズにビザを取得できます。名前やパスポート番号など必須項目を入力して申請後、表示されるバーコード付の画面をプリントアウトして持っていきましょう。

ネパールの観光ビザ(ツーリストビザ)のオンライン申請はこちらから

ちなみにネパールでの滞在予定地はKathmanduとでもしておけばパスできます。顔写真もそれほどきっちり撮影してものでなくても大丈夫ですし、印刷はカラーじゃなくモノクロでOKです。

事前のオンライン申請をしていない、もしくは印刷した紙を忘れてしまった場合は、空港に到着時、備え付けの専用の機械で同じ作業をします。この時混雑していると時間がかかりますが、空港職員が入力を助けてくれるというメリットもあります。事前にインターネットを通じて行なうオンライン申請のやり方が分からないという人は、到着してからこの機械でオンライン申請するといいかもしれません。

前もってオンライン申請しなかった場合の顔写真ですが、空港の機械にカメラがついていて撮影できますので、プリントした顔写真は特に必要ではありません。(ただ後述しますが、携帯電話のSIMカードを作るのに必要なので、パスポートサイズの顔写真を数枚持っておくと便利です)

以上で事前準備はOKです。パスポート(残存有効期限6ヶ月以上)を忘れずに出発しましょう!

 

3.飛行機の中で配られる入国カードに記入しておく

これは航空会社によるので、機内で配られない場合もあるようですが、事前に配布された場合は、到着前に記入しておくと後で時間の節約になります。

カトマンズのトリブバン空港に到着後、【パスポート、ビザ代、ビザ申請書、入国カード】が必要になりますので、スムーズに提出できるよう飛行機内から準備しておきましょう。

 

4.空港に到着したら、まずビザ代の支払い

飛行機から降り、トリブバン国際空港の建物の中に入ります。

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↑この写真にあるように、左側にビザ申請の機械があり、まっすぐ行ったところと右側にそれぞれカウンターがあります。事前のオンライン申請をしなかった場合はまず、左側の機械で観光ビザの申請書を作り、プリントアウトします。

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↑この時は比較的混雑していませんでしたが、到着時人が押し寄せることもあるので、個人的にはやはり日本でオンライン申請を済ませておくことをお勧めします。

すでにオンライン申請を済ませてバーコード付の印刷した紙を持っている場合は、この機械を使う必要はありません。機械の前はスルーして、まっすぐ行ったところにあるネパール中央銀行のカウンターで、ビザ代を支払います。事前のオンライン申請をしていないなら、この機械でオンライン申請してプリントした紙を持っていきます。

まずこの銀行のカウンターに来るという点が、今年になって変わっていた点でした。以前はビザ申請のカウンターで支払っていたんですけどね。支払いとビザ申請のカウンターが分かれたということですね。

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↑カウンターが2つ、どちらに並んでもOKです。と、思うんですが・・・じつはこの写真の右側は、最初は誰も並んでなかったんです。そこで僕が支払いをしようと近づくと、中に座っていたおじさんに「隣りに並べ」と言われました。

そこで左側に移動し、前の中国人女性の支払いが終わるのを待っていると、さっき僕を追い払った右側のおじさんのカウンターに白人の可愛い女性が来て・・・にこやかに対応していました。おい・おじさん!(笑)

相手によって態度ががらりと変わったきまぐれな職員に、ネパールらしさを感じる瞬間です。初めてのネパールでこんなことされたら怒ったかもしれませんが、今となってはむしろ「やっぱりネパールはこうでなきゃ!」と、逆に楽しくなりますw

まあそれはさておき、支払いが終わったら領収書を受け取り、次の奥のカウンターにいきます。

 

5.ビザ申請カウンターにて観光ビザを申請

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こちらのカウンターのどこかに並び、【パスポート、オンライン申請後プリントアウトした用紙、入国カード、ビザ代の領収書】を提出します。先に支払いを済ませているからか、今年は以前よりスムーズにビザをもらえた気がしました。

パスポートを返してもらったら観光ビザ取得完了!ですが、本当にビザの用紙が貼られているか、日付は間違っていないかすぐに確認しておきましょう。ネパールではけっこう凡ミスが多いので。

 

6.空港でついでに済ませておくと便利なことその1・ルピーへの両替

パスポートを受け取ったら1階に降り、預入荷物を回収します。X線検査なんかはザルですし、ゲートをくぐってビーッと音が鳴っても気にしなくて大丈夫です。これもネパールらしいとこですネ。

その後空港の出口付近に両替屋さんがあります。街の両替屋さんや銀行よりレートは良くないですが、とりあえず必要な分のルピーはここで両替しておきましょう。

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↑この写真の左サイドに並んでいるテナントが両替え屋さんです。すぐにタメルなどに移動する場合は必要最低限だけ両替えしておくといいと思います。ただ次の日のレートが良くなるか悪くなるかは分かりませんけどね。

ちなみにタクシー代ですが、以前は空港からカトマンズ市内まで500~600ルピーで行けたものの、今回は僕が利用したタクシーは1,200ルピーでした。1,000ルピーまで値下げしてもらおうと粘ったんですが、今のガソリン不足の状況では仕方ないかな、と。最初は1,800とか2,000ルピーいるとか言われましたので。

 

7.空港でついでに済ませておくと便利なことその2・携帯電話のSIMカード購入

空港を出たところに、ネパールの主要な2つの通信会社NcellとNTCのショップがありますので、ここで携帯電話のSIMカードをすぐ作ることができます。必要なのはパスポートとパスポートサイズの顔写真1枚、そしてSIMカードの料金です。

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新しいSIMカードを作るための料金は、Ncellは150ルピー、NTC(Nepal Telecom)は200ルピーでした。NTCは国営通信会社(日本でいうNTTドコモみたいなもの)なので、Ncellよりも若干電波が届く範囲が広い気がします。田舎のほうに行くとNcellの電波は入らないけどNTCは入る、という地域があります。

ただサービスの質はNcellのほうが良く使いやすいので、カトマンズや有名な観光地を回るだけなら、Ncellを選ぶことを個人的にはお勧めします。そしてもしネパールに長期滞在するなら、それほど高くないので両方作っておくことをお勧めします。僕は両方の会社のSIMを作っていて普段はNcellを使い、電波が入らない場所ではNTCのものに差し替えて使っています。

空港のNcellショップ、NTCショップぞれぞれに在庫があれば、安い携帯電話を同時に購入することもできます。日本からSIMロックを解除した携帯電話やスマホを持って来ていれば、SIMカードをネパールのものに差し替えて使用できます。幾らか設定が必要ですが、ショップの店員さんにやってもらいましょう。

観光ビザ取得の手順、入国時の手続き方法などは以上です。海外に来るというのは、慣れてない人にとっては分からないことだらけで不安もあるかと思いますが、ぜひネパールに遊びに来てくださいね。