ネパールの国花は真っ赤なラリグラス(シャクナゲの一種)です。国旗にも赤が使われていますが、これは勇敢さを表わす色なんだそうで。その真っ赤な色のラリグラスが国花として選ばれたようです。

じつはこのラリグラスの花から造ったロクシー(ネパール語でお酒の意味)があるという噂を聞き、ずっと飲んでみたいなーと思っていたんです。飲めば勇気100倍!みたいな効果があるのかは分かりませんが、なんか興味の沸くお酒ですよね、ラリグラスで造ったなんて!

カトマンズでは見かけたことがなくて、ダマンという田舎の地域で手に入るという情報を友達から聞いていました。このブログでも書いたことがある、パルンという街からさらに南に行ったところにある小さな街です。

でも実際にダマンに行ってもそういうお酒を見かけることがなくて・・・季節も関係するので(ラリグラスは春に咲く花らしいです)、今の時期はないのかな?とあきらめかけていたんですが。

そういえばちょうど今パルンにお酒好きな友達がいたわ!と思って聞いたみたら、「すぐ家の前のゲストハウスで買えるよ。ついこの間まであったのにねぇ。でももう終わっちゃったかもしれない」と言われたのが先週の出来事。なんだこんなところで買えたのか!

でもやっぱり旬のものなので、年中手に入るわけではないようです。でもタッチの差でなくなってしまうなんて何かくやしい。何とか少しでも残っていないだろうかと思い、すぐ自分でもそのゲストハウスに確認しに行ったんですが。やはり一週間前ほどになくなってしまったとのこと。残念~。

と思っていたら、今週パルンのその友達の家をまた訪ねたらありまして、あっさり手に入りました(笑)。その友達は日本に帰国した後だったんですが、その前に注文して買っておいてくれていたようです。同居してた別の友達が出してきてくれました。姐さん、ありがとうございます!

ラリグラスのロクシー、僕はてっきりラリグラスの花のマークでもついた瓶に入ってるようなものだろうと想像していたんですが、そういう既製品のお酒が販売されているわけではなかったんです。

ラリグラスが咲く時期になると、各家庭が採ってきてそれぞれ醸造するものなんだとか。日本ではお酒を造ること自体に許可が必要なので、自分で飲むためだけだとしても作ってはいけませんが、ネパールでは自分や家族用に作るならOKなんだそうです。

ということで、ラリグラスのお酒もどこかの農家の人が作った手作りのロクシーを分けてもらうという形でした。なので別にかっこいいボトルに入っているわけではなく、ただのペットボトルを持っていって注いでもらうというやり方で手に入れたそうです。

昨日さっそくいただいてみたラリグラスのお酒。写真でご紹介しましょう。

 

じゃじゃーん!

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何とも鮮やかな色ですよねぇ。飲んでみるとかなり度数の高いお酒でして、舌がピリピリするくらいきつかったです。お酒飲むのもちょっと久しぶりだったのでたくさんは飲めませんでしたが、ラリグラスの香りが漂う美味しいお酒でした!

ネパールの各家庭、特に田舎のほうでは、それぞれの土地の作物を生かしてお酒を造っていることが多いです。米やひえ、あわなどを使うこともあれば、今回のようなラリグラスを使ったお酒なんてのもあるんですねぇ。度数も自分で調整して造るわけですが、ほとんどの場合、かなりアルコール度がきついお酒になっていますので注意しましょう。

田舎のほうに行った時は、その土地の地酒的なものを飲んでみるのもいいですね。カトマンズならワインなどもたくさん買えますが、手作りのお酒も美味しいものです。皆さんも飲みすぎに注意しつつ、ネパールのロクシーを楽しんでみてください。