先日、大事な晩餐会がありまして。正装であれば何でも良かったんですが、せっかくなのでネパールの民族衣装を作って出席してみました。ネパールには部族ごとに民族衣装がありますが、その中でも代表的なのは「ダウラスルワール」と言います。

ダウラスルワールはネパールではポピュラーな服とはいえ、最近のネパール人男性はそれほど頻繁には着ていないようです。日本のものに例えると、羽織袴みたいなもんでしょうか。伝統な男性用民族衣装です。

カトマンズでは年配の人が着ているのはそこそこ見かけますが、若い人が着ている姿はほとんど見ることがありません。子どもたちなら入学式や卒業式、他には何か大事なイベントの時だけ着るという人が多いですね。

ダウラスルワールはレディーメイドのものも売っていることがありますが、基本的にはオーダーメイドです。カトマンズにはかなりの数の仕立て屋さんがありますから、そこを訪れ、生地を選んで作ってもらいます。

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↑これはバトバティーニの中にある仕立て屋さん。男性用スーツもオーダーメイドできます。選ぶ生地によりますが、スーツ上下を作る費用は大体1万ルピーちょっとというところです。お店の忙しさによりますが、オーダーから5日前後で完成です。

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↑僕がダウラスルワールを作ったのは、街の小さな仕立て屋さん。センスの良い友達が一緒にタメルやアサン方面の店を巡りつつ、選んでくれました。生地はピンキリで、安いものを使えば2500ルピーくらいでダウラスルワール一式を作れます。

今回は初めてだし、せっかく作るのでということで、ちょっとイイ生地を選びました。これから暑くなりますし、涼しげなカラーで、肌触りもいいほうがいいと!そしてそれに合うジャケットも、生地から選んで作りまして。

 

というわけで出来上がったのはこちら!

じゃじゃーん!

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この服の上衣が「ダウラ」と言いまして、ちょっと隠れて見えてないですがズボン部分が「スルワール」と言います。合わせて「ダウラ・スルワール」というわけです。日本の作務衣にちょっと似てるような?

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ジャケットをかぶせるとこんな感じになります。このジャケットは通常のスーツとは違うものらしいです。デザインはほぼ同じに見えるんですが。こちらもオーダーメイドで作りました。そしてネパール風の帽子をかぶります。

本当はこれを着た姿を写真に収め、ブログにアップしたいところではあるんですけど、すみません、あまりに似合いすぎ&カッコ良すぎなんです。スカウトとか来たら大変なので、顔出しNGとさせてください。笑

このダウラスルワールは普段着にはしないつもりですが、イベント時には着る機会もあるかと思います。これを着ると完全に見た目はネパリになれると思うので、あとはネパール語をしっかり勉強せねばですね。言語が上達すれば、外国人だと見抜かれなくなるはず!

ちなみに女性の民族衣装は「クルタ・スルワール」と言いまして、これは街のいたるところで見かけます。クルタのほうも正装ではありますが、普段から来ている人が多いです。ダウラスルワールと違って、デザインもお洒落なのがたくさんありますしね。

女性はどちらかというと、正装が必要な場面ではサリーを着ることが多いようです。6メートルくらいの一枚の布を巻き上げて着るやつで、一人で着れる人は滅多に居ません。女性の衣装のほうが華やかなのは間違いないので、アップできる写真が撮れればご紹介しますね。

ドウラスルワールもクルタスルワールも、3000ルピー前後でオーダーメイドできます。ジャケットも含めると高くなりますが、ネパールに来たらぜひ作ってみてはいかがでしょうか。