ネパールに来たことがない人、あまりネパールのことを知らない人は、ネパール=ヒマラヤ山脈というイメージが強いかもしれません。世界最高峰のエベレストがある国ですが、アルプスの少女のアジア版的な純朴な子たちがランランラーンしてると思っている人もいます。

ところがどっこい、実際のネパールではそんな場所はありません。いや、探せばあるのかもしれませんが、少なくともカトマンズはアジアの最貧国っていう感じの街並みです。つまり、発展途上国らしくゴミゴミした街なのです。

なのでネパールに降り立って、あまりの汚さにショックを受ける人もいるそうで。僕は事前に写真を観たことがあったので「こんな感じかー」としか思いませんでしたが、あまりきれい好き過ぎる人は、ネパール生活は向いてないでしょうね。

と言っても、ここ数年は見違えるように街がきれいになったと感じる人が多いようです。日本などと比べるとまだまだではありますが、最近は国だかカトマンズ市だかに雇われたごみ処理業者が活発に活動しているため、街中のゴミがぐんと減りました。

一昔前は、それこそ町中ゴミだらけっていう感じ。ネパール人のマナーも関係するんでしょうけどね。ネパール人のゴミ掃除と言えば、自分の家の前のゴミを隣りの家の前に掃くっていうのが普通でしたから。集めたゴミを回収すればいいのに誰もしないもんだから、ゴミが街中を移動するだけだったんです。笑

最近は、国や市に雇われたごみ処理業者が毎朝ゴミ掃除をしています。そしてネパール人の掃除マナーも少しずつ向上しているよう。それでもきれいさっぱりとはいきませんが、ちょっとずつ良くなっている様子を観るのは嬉しいものですね。

ネパールに家を借りて住み始めたら、ゴミ処理をどうするのかを確認しておく必要があります。日本では燃えるごみの日はいつで、回収場所はどこで、みたいな話をご近所さんに確認するものだと思いますが。もちろんネパールには、そんな便利なシステムはありません。

カトマンズ市内ではほとんどのエリアでゴミ回収のおじさんが不定期に出現しますので、それが来たらゴミを預けることになります。この人に出会わなければ、ゴミは溜まる一方なので注意が必要です。うちの近所は、ピ~ヒョロロロ~みたいな笛を鳴らしてくるのが特徴。

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これがゴミ回収車。日本のとはだいぶ違う感じですね。ゴミの分別は一切ありませんので、プラスチックだろうかガラスだろうが鉄だろうが、何でも渡してOKです。分別しないでいいのは楽ではありますが、今後大変なことになるだろうなぁと思うと、早くゴミ分別の技術も身に着けてほしいものです。

そうそう分別はしなくてもいいんですが紙製品は、古紙回収業者に売ることができます。最近は1キロ10~12ルピーくらいで買い取ってくれています。プラスチックやガラスなども売れるらしいですが、うちの近所では回収業者を見たことがありません。どっかでウロウロしてるのかな?

カトマンズの郊外やネパールの地方都市に行くと、こんな便利な回収業者は居ないそうです。そうなると、自分でゴミを燃やすか埋めるかしなければなりません。田舎のほうでは、未だに自分でゴミ処理をするというところも多いようですね。

一度ネパールのゴミ処理施設を見たことがありますが、ひたすらゴミを積み上げているだけ、埋め立て場という感じでした。熱処理するような施設はないようですから、その面での技術援助も必要な気がします。外国人が生意気言ってすみませんが、ネパールの課題のひとつですね。